コンデンスリッチ豊胸(Condensed Rich Fat)
注射で胸を大きくする切らない治療です。自身の脂肪を吸引し、不純物や液性成分を除去し濃縮します。活性が高まる処理をした後、専用の器械で細かく分散して注入します。シリコンやヒアルロン酸よりも、とても柔らかく仕上がります。
自分の脂肪を利用するのでアレルギーなど拒絶反応の心配がありません。ヒアルロン酸やシリコンのような、マンモグラフィーによる変形の心配がありません。
脂肪注入で胸を大きくする場合、脚やお腹などの脂肪を吸引してボリュームダウンし、胸に移動することでボディーラインを改善できます。
コンデンスリッチファットとは
従来の脂肪注入に比べ、純度が高い濃縮された脂肪を使用する脂肪注入です。採取した脂肪を外気に触れないまま遠心分離にかけ、死活細胞(死んだ脂肪細胞)、老化細胞(老化して弱った脂肪細胞)、細胞破片、血液、麻酔液などの不純物を除去します。注入した脂肪の生着率が高まり、しこりのリスクを低減します。
注入技術
一部分に大量の脂肪を注入すると、しこり(石灰化)のリスクが高まります。少量の脂肪を広範囲に分散して少しずつ注入することで、しこりのリスクを低減します。
オプション
脂肪吸引の凹凸やタルミを抑えて仕上がりを美しくし、ダウンタイムを軽減する脂肪融解レーザーの施術を追加することができます。
こんな方におすすめ
- 胸を大きくしたい
- 異物を使いたくない
- 傷跡を残したくない
効果
胸が大きくなります。柔らかく自然に流れる胸になります。傷痕が残りません。注入脂肪の定着率は6~9割で個人差があります。3ヵ月ほどで定着は安定します。
施術時間
2時間程度
痛み
ご希望と体質にあった麻酔を使用して、痛みを最小限にします。
術後
施術当日にご帰宅可能です。
経過
1週間ほどは麻酔液などにより仕上りの状態よりも腫れているため、胸は大きく見えます。
注意点
1週間ほどは麻酔液などにより仕上りの状態よりも腫れているため、胸は大きく見えます。
注入脂肪は量が少ないほど定着します。定着しなかった脂肪は吸収されますが、量が多いと周りに膜ができて固くなります。定着を増やし、しこりを予防するには一度に入れる量を減らし、注入回数を増やすのが良いです。コンデンスリッチやピュアグラフトを用いたとしても、一回の変化は控えめで限度があります。一度で1カップ以上大きくしたい方は、シリコーンバッグをご検討ください。
本施術は、日本国内未承認医療材料を用いて処置を行います。治療に際し使用する材料は医師の判断の下、個人輸入手続きを行っています。医薬品副作用被害救済制度の救済対象にはなりません。
施術の流れ
- 診察
- 医師が状態を診断し、ご要望に沿った施術を提案します。
- 血液検査・会計
- 術前の採血と治療費のお支払いを済ませます。
- 準備
- 吸引部位のマーキングや皮膚の保護を行います。
- 麻酔
- 体質とご希望に合った麻酔を使用します。
- 脂肪吸引
- 目立ちにくい場所を5mmほど切開し、丁寧に脂肪を吸引します。
- 脂肪分離
- 不純物を除去してCRFを抽出します。
- 脂肪注入
- 専用の器具で脂肪を広範囲に分散して注入します。
- 帰宅
- 施術当日にご帰宅できます。
- 経過診察
- 医師が術後の状態を診断し、必要なアフターケアを行います。