レーザー脱毛(メディオスター NeXT PRO XL)
新しいタイプのレーザーによる脱毛です。
厚生労働省の認可を受けたドイツAsclepion社の医療用レーザー「メディオスター NeXT PRO」を使用します。
メディオスターは、毛の種となるバルジ発毛因子細胞をターゲットとする新しい方式のレーザーです。
今までのレーザーでは抜けにくかったタイプの毛にも有効で、より少ない回数で脱毛できます。
当院では、NEXTの進化版PROに、照射口が最も大きいXLのハンドピースを加えた上位機種を導入しています。
メディオスターの特徴
- 産毛や薄い毛にも効果的
- 色黒、日焼け肌でも治療しやすい
- 治療回数が少ない
毛根よりも皮膚の浅い層にあるバルジを、従来のレーザーより低い温度でじわじわ照射して破壊します。2種類の波長のダイオードレーザーのブレンドと、パルス幅の長い蓄熱式照射により、短時間で施術が可能です。
メディオスターの脱毛メカニズム
- ターゲット
従来の脱毛では、毛根の毛母細胞から毛の細胞が発生して毛が生えるというのが定説でしたが、最近の研究では、皮脂腺の下部にあるバルジという領域から発毛因子が出ることが分かってきました。
メディオスターはレーザーでバルジを効果的に破壊することで脱毛します。
- 毛周期
従来の脱毛レーザーは、毛が活動期でなければ効率的に熱が伝わらないため、毛周期に合わせて施術します。
メディオスターはバルジを破壊することで脱毛するため、毛が生えていれば施術することが可能です。 - 冷却装置
ハンドピースに搭載された強力な冷却装置で皮膚を保護します。
やけどのリスク、熱による痛みがほとんどありません。
冷却温度は3種類の設定があり、肌の状態に応じた調整が可能です。 - ダブルパルスシステム
2種類の波長を照射することができ、 複数台のレーザー機器を使用することなく1台で高い脱毛効果を得られます。 - スムースパルステクノロジー
1回でレーザーを照射するのではなく、レーザーを細かく照射し徐々に熱を入れていく蓄熱式脱毛なので、皮膚のダメージが少ない施術が可能です。
産毛、硬毛化、敏感肌にも
これまでの実績からメディオスターには、産毛や薄い毛、硬毛化した毛にも効果があることが認められています。
海外では黒人の施術に使用されており、従来のレーザーよりも肌の色の濃さに対して施術できる許容範囲が広いことが特徴です。
肌への負担が少ない照射システムのため、トラブルの多い肌質の方に対しても有効です。
(他院で硬毛化した方の治療には加算料金がかかります)
効果
医療用レーザー脱毛は肌にやさしい脱毛法です。
ムダ毛を自己処理しているとカミソリで肌の表面を削ってしまったり、繰り返し抜くことで色素沈着の原因を作ってしまいがちです。
レーザー脱毛であれば肌へのダメージが少なく、短時間で脱毛できるので自己処理の危険性と煩わしさから解放されます。
施術時間
両わき15分程度です。
術後
施術当日からメイクやシャワーが可能です。
レーザー脱毛後の毛の抜け方
バルジを破壊することによって次の発毛を抑えるため、すぐに生えている毛が抜ける訳ではありません。
ある程度毛の密度を薄くするためには繰り返しの施術が必要です。
施術回数は毛質・肌質によって個人差がありますが、一般的な女性の場合、1~2カ月おきに5回以上の施術で毛の減少を実感できる方が多いです。
性別、体質、部位、ご希望の毛の密度によって回数が変わりますので、医師とのカウンセリングでご相談ください。
脱毛できる部位
目の周囲を除き、全身どの部位でも照射できます。
痛み
痛みの程度には個人差がありますが、「痛くない」と言う方が多いです。
部位によっては熱さを強く感じることがあります。
注意点
白髪には効果がありません。
光線(日光)過敏症の方、日焼けしている方、日焼けの予定のある方、刺青の入っている部位、アザや皮膚病のある部位、ケロイド体質の方はレーザー脱毛ができないことがあります。
施術中の日焼け・海水浴は避けてください。色素沈着の危険があります。照射部位に紫外線が当たらない服装か、照射部位を露出する場合はSPF30・PA ++以上の日焼け止めの使用をお願いします。
色素沈着予防のため施術後2週間ほどは照射部位の擦り洗いはお控えください。
肌質によってはお帰りまでに赤みがとれない場合もあります。照射部位の隠れる服装でのご来院をおすすめします。