たれ目形成(目下切開、グラマラスライン)
下瞼を切開してタレ目にする手術です。
下瞼の中央から目尻にかけて目の開きが大きくなり、ぱっちりします。
外側法
タレ目の基本的な方法で、特に内側法のみでは睫毛が立ってしまう方、しっかりに下げたい方、まつ毛の向きを下げたい方に有効です。
下瞼の中央から目尻にかけて皮膚を切除して、筋膜を引き下げ、まつ毛を下向きにして縫い合わせます。初回手術の方には脱脂がとても有効です。
施術時間
30分程度
痛み
局所麻酔や目薬の麻酔を使用して痛みを抑えます。
ご希望に応じてガス麻酔やその他の麻酔が追加できます。
術後
抜糸に4~7日程度かかります。
施術当日からメイクや洗顔が可能です。
経過
術後数日から2週間ほど腫れや内出血の青ずみや黄ばみが出ることがあります。
傷の赤みや硬さは次第に改善します。
注意点
脱脂や目尻切開と組み合わせると効果が高まりますが、下げられる程度には、くぼみ目などの骨格的限度や、外反や粘膜露出、目の乾燥など医学的な安全面の限度があります。
中央側を引き下げるほど、左右差が出やすく三白眼になり、特に笑った時につっぱり不自然なので、控えめに行うよう推奨しています。
引き下げる治療なので、一般にタルミが気になる外反が起きやすい年代の方には向かない場合があります。ご希望やご状態によっては、 相談の結果、当院では手術をご案内できない場合もありますので事前にご了承ください。
内側法(皮膚を切らない)
下瞼の内側を切開し、筋膜を引き下げて粘膜を縫い合わせます。
瞼の裏側のみ手術するので表に傷跡が残りませんが、下げる程度や効果には限度があります。
施術時間
片側20分程度
痛み
局所麻酔や目薬の麻酔を使用して痛みを抑えます。
ご希望に応じてガス麻酔やその他の麻酔が追加できます。
術後
抜糸は不要で、施術当日からメイクや洗顔が可能です。
経過
術後数日から数週間ほど、腫れ、内出血、血液の混じった涙、結膜の赤みが出ることがあります。
注意点
切らない治療なので、下げられる部位や程度には限度があり、経過で部分的な戻りが見られることがあります。
大きく下げると逆さまつげになるので、しっかり下げたい方は外側法をご検討下さい。
目尻切開や脱脂と併用すると効果が高まりますが、下げられる程度には、くぼみ目などの骨格的限度や、逆さまつげ、目の乾燥など医学的な安全面の限度があります。
中央側を引き下げるほど、左右差が出やすく三白眼になり、特に笑った時につっぱり不自然なので、控えめに行うよう推奨しています。
引き下げる特殊な治療なので、一般にタルミが気になる年代の方には向かない場合があります。ご希望やご状態によっては、 相談の結果、当院では手術をご案内できない場合もありますので事前にご了承ください。