脂肪溶解注射のリスク、トラブル一覧
A) 効果が物足りない
脂肪細胞を減らす薬の効果には個人差があります。
対応
多少なりとも効果が実感できた場合は、注射を1カ月間隔で繰り返すことをおすすめします。何回必要となるかはご希望により異なります。劇的な変化や速効性を求める方には、脂肪融解レーザーや脂肪吸引をおすすめします。
B) 思ったよりも痩せすぎる
脂肪細胞を減らす薬の効果には個人差があり、予測できません。痩せすぎたと感じる場合もあります。
対応
痩せてしまったのが気になる場合は、ヒアルロン酸注入や脂肪注入で膨らますことが可能です。
C) 皮膚のタルミ
稀に、痩せたことで肌のハリがなくなる、シワが目立つことがあります。
対応
ウルトラフォーマー、糸で行うリフト、あるいは皮膚を切り取るリフト手術等が必要です。
D) 皮膚の色素沈着
内出血が出ることは珍しくありません。ごく稀に、内出血の血液の分解産物の色素が皮膚の中に残って、茶色の色素沈着が続くことがあります。
対応
通常、内出血は2週間ほどで自然に回復します。ごく稀に、内出血の血液分解産物によって色素沈着が続くことがありますが、6~12カ月ほどで薄くなっていきます。
E) 感染(化膿)
術後、熱感・痛み・腫れ・赤みが増す、あるいは長引く場合には感染が疑われます。
対応
感染が起きた場合、内服薬服用や抗生剤を投与して経過をみます。ごく稀に、感染が酷い場合は、切開して膿を出すことが必要です。