ほくろ・いぼ・しこりとり(削り)
ほくろ・いぼ・しこり削り(大きさが5mm以下の場合)
高周波を利用した電気メス、炭酸ガスレーザー、Qスイッチレーザー等を使い、ほくろの組織を削り取ります。
傷は縫合ではなく軟膏で治療します。部位や体質により、凹みや赤み、膨らみが残ることがあります。
黒子は完全には取れず、ゆっくり再発することがあります。
炭酸ガスレーザーLESAC CO2-25
レザック社のCO2-25は、水分に吸収し、出血せずに精密に切開できる炭酸ガスレーザーです。
トップピーク108Wのスーパーパルスを、1秒間に数千発照射します。ピーク値が高いため、組織の損傷が少なく炭化層を抑えることができ、回復のはやい治療が可能です。
高価な緑色LEDガイド光は、調節可能で無影灯下でも消えにくく、医師の視認性を格段に高め、より正確な細かい施術に貢献します。
0.1W刻みの出力設定ができ、ほくろ、いぼ、アブレージョン、手術など、様々な処置に合った細かな調整が可能です。
効果
ほくろが小さくなります。完全には取れません。
施術時間
5分程度
痛み
麻酔をしますので痛みは軽度です。
術後
施術当日からメイクや入浴が可能です。
経過
1週間ほどは患部からジクジクと液が出ますが、治癒の反応で化膿ではありません。
半年ほど赤みや凹み、茶ばみが残りますが、1年ほどで薄くなります。
注意点
根が深いホクロを削った場合は、凹みが残ることがあります。
切開と異なり、削る方法では完全に取ることができませんので、深いホクロは再発することがあります。
体のホクロ削りは、傷の赤みや膨らみ、色素沈着が目立つので、医師とよくご相談ください。
赤みがある時期は、日焼けを避けてください。SPF30、PA++以上の日焼け止めを使用してください。
施術後2週間ほどは擦り洗いなどの刺激を避けてください。
施術の流れ
- カウンセリングで医師がほくろの状態を診断し、治療法を丁寧に説明します。
- ご希望と健康状態にあった麻酔を選択します。
- ほくろを除去します。
- 施術部位に肌色の絆創膏を貼って終了です。