鼻先を細くするレーザー(アキュスカルプ)
脂肪を溶かし、皮膚を引き締める細いファイバー型のヤグレーザーで切開せずに鼻先を少し引き締めます。
鼻の穴の内側に2mmほど穴をあけて極細のレーザー管を挿入し、レーザーの熱で皮脂腺を凝固し、皮下脂肪を溶かします。
脂肪を減らすことで鼻先が細く小さくなり、皮脂が減って、コラーゲンの増生が促進され皮膚が引き締まるため毛穴の開きも改善します。
新型レーザーを使用
ルートロニック社のアキュスカルプIIというレーザーを使用します。
アキュスカルプは当院が2009年に国内初導入しました。
1444nmという波長のレーザーが脂肪や水に効率良く吸収されるので、低出力、短時間で脂肪を溶かして皮膚を引き締めることができます。
また、ファイバーが細く周囲への熱拡散が少ないので、他の脂肪融解レーザーに比べて細かい治療が正確に行いやすく、回復が早いことが特徴です。
傷跡が目立ちにくい
切らないため傷が目立ちにくく、抜糸も不要です。
FDA認可の安全性
アキュスカルプIIは米国FDAの認可を受けています。FDAとはアメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration)の略で、消費者が生活するに当たって接する機会のある製品について、その許可や違反品の取締りなどを専門的に行う政府機関です。日本では厚生労働省がこれに当たります。
美容医療界では海外から輸入された新しい医療技術に対する厚生労働省の認可が遅いため、信頼できる安全性の指標として認識されています。
注入物除去の新治療
アキュスカルプの波長は細かい部位の治療に適しているため、注入された脂肪やフィラーを除去したい場合にも有効です。
今までの注入物除去治療は切開が必要でしたが、アキュスカルプの使用により針穴程度の傷から直接注入物を融解することが可能になりました。
効果
鼻先が少し引き締まり、皮脂が減って、毛穴が目立ちにくくなります。
アクアミドなどの注入異物を減らすことも可能です。
効果には、皮下脂肪や皮膚の厚み、軟骨の大きさ等による個人差があります。
施術時間
5~20分程度
痛み
鼻は局所麻酔の際に敏感な部位なので、ご希望の方は笑気ガスや点滴による鎮痛も可能です。
術後
施術当日からメイクや入浴が可能です。
切らずに鼻の穴の中からファイバーを入れますので、傷は目立たず抜糸も要りません。
経過
鼻は皮膚が厚く、腫れが目立ちにくい部位ですが、余裕をもったスケジュールをお勧めします。
引き締めの実感は1ヶ月程度からの方が多いです。繰り返しの治療をご希望の場合は、症状に応じて3~6ヵ月あけてください。
注意点
軟骨が大きい鼻先、筋肉で大きい小鼻、他院術後で瘢痕が硬い場合には、別の治療が適しています。鼻尖軟骨の形成や、ボツリヌストキシン小鼻、小鼻縮小等もご検討ください。
本施術は、日本国内未承認医療機器を用いて処置を行います。治療に際し使用する機器は医師の判断の下、個人輸入手続きを行っています。国内未承認医療機器は医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の救済対象にはなりません。
※ 美容外科は病気の治療と異なり、診察によってお客様のご希望に添えないと予測された結果、治療できない場合もございます。予めご了承ください。