クラツーアルファ(CLATUU α)
クラツーアルファは、脂肪細胞を凍らせて減らす痩身治療です。
カップ状の特殊な器具を装着し、掃除機のように贅肉を吸い込んで冷却することで脂肪細胞をシャーベット化します。
凍った脂肪細胞はアポトーシス(不要な細胞を排除する性質)が促されることで体外へ排出されます。
クールスカルプティングやリポクライオのような旧世代の機種に比べ、ハンドピースが2つ同時に使用でき、3枚重ねていたジェルパッドを1枚に集約しているため、処置時間が大幅に短縮され、痛みも減りました。
旧型のクラツーからアップグレードしたクラツーアルファでは、冷却カップの形状、取付方式が改良され、体の部位ごと、多様な体型により適合するようになりました。吸引力も20%向上しています。
従来の両面冷却方式は360度から冷却を行う360°サラウンド冷却に改良され、冷却効率が最大18.1%向上しています。
脂肪が他の組織と比べ高い温度で凍る性質を活かした原理なので、血管や神経など他の組織に影響を与えることがありません。
ズボンの上に乗る脂肪、太ももの内側、下着からはみ出る脂肪など、器具を装着して数十分間寝ているだけで、部分痩せの効果が得られます。
切らない治療でダウンタイムが少ないため、忙しい方、手術に抵抗がある方にも適しています。
切らない
脂肪吸引は、大きな効果が得られる反面、メスやカニューレを使う手術のため体への負担も大きいことがデメリットです。
クラツーの治療はメスを使わず、専用の器具で脂肪を冷やすだけです。治療中は寝たり読書したりすることができ、麻酔も使用しません。
リバウンドしにくい
ダイエットをすると脂肪細胞が小さくなります。細胞が小さくなることで脂肪層が薄くなり、痩せた身体になります。そのため、食事制限や運動を止めると小さくなった脂肪細胞も元の大きさに戻り、リバウンドしてしまいます。
クラツーは、脂肪細胞の数を減らすことができるのでリバウンドしにくい部分痩せが可能です。運動ができない方も、長期的なダイエットを続けられない方も、寝ているだけで簡単に痩身が可能です。
ダウンタイムが少ない
体の外から脂肪を冷却するので傷跡ができず、ダウンタイム(術後の回復期間)が少ない治療です。治療後の特別なケアも要りません。
施術の流れ
1. カウンセリング
治療の詳細をご説明し、ご希望の部位などを伺って施術箇所や回数を決めていきます。
2. 着替え・写真撮影
施術部位に応じて着替えていただき、施術前に写真撮影をします。
3. 脂肪冷却
マーキングをして施術部位にジェルパッドを貼り、ハンドピースを装着して脂肪組織を冷却します。
4. ハンドマッサージ
シャーベット状に凍った治療部位をマッサージします。
効果 | ご希望の部位の部分痩せが可能です。効果には個人差がありますが、術後1~3カ月かけて徐々に脂肪が排出されます。 1回で効果を得ることができますが、器具の大きさにより1回で吸引できる範囲は限られます。 全体的に整ったボディラインに仕上げるには複数回の施術が必要です。 同じ箇所に施術を繰り返し行うというより、1回毎に違う箇所を彫刻のように削って仕上げるイメージに近いです。 |
施術時間 | 40~80分 |
痛み | 施術中の痛みはほとんどなく、麻酔は要りません。 |
術後 | 施術当日にご帰宅可能です。施術当日から入浴や運動が可能です。 |
経過 | 強めの処置の場合は、数日から1週間程度、赤みや内出血、感覚が鈍い感じ、チリチリする違和感や痛みなどが生じますが、次第に改善します。同じ部位を施術する場合は1カ月以上空けて下さい。 |
注意点 | 下記の項目に該当する方、該当する部位は治療を受けることができません。 クリオグロブリン血症、発作性寒冷血色素尿症、妊娠中または授乳中、寒冷じんましん、末梢循環が正常に機能しない、レイノー病、湿疹や皮膚炎などの瘢痕組織や過度の皮膚疾患、皮膚感覚が正常に機能しない、開放創や感染創、最近出血を起こした部位・皮下脂肪層の厚みが1mm未満の部位。 本施術は、日本国内未承認医療機器を用いて処置を行います。治療に際し使用する機器は医師の判断の下、個人輸入手続きを行っています。国内未承認医療機器は医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の救済対象にはなりません。 |