あつぎ美容クリニック

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はじめての美容外科

はじめての美容外科

このページでは美容外科の基礎知識をご紹介します。
「美容外科に興味があるけれど、どんなところかわからない」
「美容外科に行ってみたいけれど、初めてなので不安だ」
という方もいらっしゃるかもしれません。
美容外科は敷居の高い場所ではありません。
医師がお悩みやご要望を伺い、
適した治療を丁寧に説明しますので、お気軽にお越し下さい。

美容外科はどんなところ?

美容外科は、美容を目的とした医療行為を行う医院です。世間的には「美容整形」というと顔立ちを整える手術のイメージが強いですが、脱毛や美肌治療、ワキガ治療、ホクロ・アザ・刺青の除去など様々な治療を行っています。

美容外科でできること

美容外科では様々な治療を行っています。
大まかに挙げると、以下のような治療があります。

  • 若返り(タルミ・シミ・シワ・クマの改善など)
  • 美肌(肌のハリ・キメ・美白・ニキビ・毛穴の改善など)
  • 顔を整える(二重・鼻・口・アゴ等の手術や注射など)
  • 体を整える(豊胸・脂肪吸引・痩身治療など)
  • 脱毛・育毛(レーザー脱毛・まつ毛育毛・頭髪育毛など)
  • その他(ホクロ・イボ・刺青除去・ワキガ・ピアスなど)

詳しくは「診療内容・料金」のページをご覧下さい。

自由診療と保険診療

病気や怪我を治す治療には健康保険が効きますが、健康な人が美容のために受ける治療は保険が効きません。また、薬剤や医療機器は、米国など海外の政府が認可していても、日本では承認待ちなどで厚生労働省の認可が下りていない場合、保険が効きません。

そのため、多くの美容外科では保険診療を行わず、自由診療のみ行っています。保険が適用される症状で来院された方(保険適用で受けた方が費用が安い場合など)には、近隣の大学病院や診療所を紹介しています。

治療はどんなふうに受けるの?

まずは医師に要望を伝えて、状態を診察してもらいます。医師が紹介する治療の説明を聞き、治療のメリット・デメリットやスケジュール、料金に納得がいったら治療を受けます。治療は診察当日に受けられるものと、検査をしてから後日受けるものがあります。

詳しくは「診療の流れ」のページをご覧下さい。

美容外科は整形外科?

美容外科は、「美容整形」という言葉から整形外科(骨・靭帯・筋肉など運動器の怪我や病気を治す診療科)と混同されがちですが、美容外科に近い診療科は形成外科(切り傷・顔面骨折・口唇口蓋裂・小耳症・火傷・腫瘍・アザ・ワキガなど主に体の表面の変形を治す診療科)です。

美容外科と形成外科の治療は、共通した技術が多くあります。同じ治療でも、健康な人を美しくする目的で行うと美容外科、怪我や病気・先天性の異常を治す目的で行うと形成外科の扱いになります。

日本の法律では、医師免許を持っていればどの科の医師でも、学んだ分野や経験に関係無く、美容外科を標榜することができます(自由標榜制)。そのため、経験や知識の乏しい医師が美容外科医として活動することになり、問題の解決として、美容外科手術の基本である形成外科の習得が求められています。

美容医療を受ける際のチェックポイント

美容医療を受ける際の心構えとして、下記のチェックポイントをご参照下さい。

美容クリニックに行く前

  • 医療行為は、体への侵襲(生体を傷付けること)行為であることを理解していますか?
  • 「どこを、どうしたい」と具体的に説明できますか?
  • 治療にいくらかけられるか、確実に支払える予算を立てましたか?
  • 形成外科の勉強をした医師であるか確認しましたか?
  • 継続通院が必要になるかもしれません。遠方の受診は慎重に考えましたか?

診察時

  • リスクのない医療はありません。医師は治療のデメリットを説明しましたか?
  • 医師から複数の治療法について説明があり、自分の判断で選択しましたか?
  • ささいな質問に対しても医師は丁寧に答えてくれましたか?
  • ダウンタイムを確認し、余裕のあるスケジュールを設定しましたか?
  • 最大限かかる費用について納得しましたか?
  • 承諾書はすべて読みましたか?サインを急かされていませんか?
  • 術後もメンテナンスが必要になるかもしれません。主治医になれる医師を選びましたか?

美容医療の歴史

形成外科の起源は、紀元前6~7世紀のインドにおいて、鼻を削ぎ落された罪人の鼻を修復するために、額の皮膚を利用して行われた造鼻術に遡ると言われています。その後、形成外科はヨーロッパに広がり、紀元の頃には、ローマで眼瞼や口唇の手術が行われたことが記録されています。

第二次大戦後、機械化された兵器による戦争で、顔面を損傷するなど多くの戦傷患者が出たことから、形成外科は著しい進歩を遂げました。日本においては、1956年に東京大学整形外科学教室の中に形成診療班が開設され、現在多くの病院で形成外科が診療されています。

美容外科が大学病院で扱われるようになったのは最近のことで、戦後、美容医療は開業医を中心に行われ、美容外科は1978年に標榜科目として認可されました。最近は、プチ整形など侵襲の少ない治療によって美容医療へのハードルが低くなりつつあります。また、アンチエイジングを目的とした若返り治療のニーズが高まっていることから、美容皮膚科を称する医院も増加しています。

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